2021年5月来院。主訴は朝起きての立ち上がりが辛い。股関節を動かした時に違和感と時々ゴリっと音がするとのこと。
今年2月頃から、立ち上がった時に一歩出なくて、落ち着いてからやっと一歩出せるような状態。4月が最も辛く、最も辛い時を10とすると、現在は8。
問診表を記載していただいた後、施術の初めに全体的な身体の状態を確認。
以前『ぎっくり腰』をされているとのことで、右の仙腸関節の動き悪く、臀部の筋の硬直も見られる。
初回は右仙腸関節のケアと股関節周りの動きをよくケアをする。
2回目の施術時には、ペインスケールは6に改善する。股関節周りの筋の硬直は改善している。
ふくらはぎの外側の痛みは坐骨神経の絡みもありそうなので、右坐骨神経のケアも加える。
3回目の施術時には右足で片足立ちできるようになって、じっと座っていても最初の痛みはないとのこと。引き続き、右仙腸関節のケア。ストレスなどによる胃の弱りも指摘。足三里の灸と寝る前の目の蒸しタオルをすすめた。
その後、状態は徐々にに回復され、股関節の音や周囲の筋の痛み、ふくらはぎの神経痛も7月には和らぎ、普通に動かれているとのこと。
痛みが改善され、通常のご生活に戻られてよかったです。