【症例2】主訴 肩甲骨から手にかけての痛み・痺れ 65歳男性

65歳男性 肩甲骨から手にかけての痛み・痺れ
2020年3月27日(金曜日)が初診
2020年3月初めごろから右肩甲骨の内部の痛み。右手のしびれもある。最もひどい時よりは良いが、走ると痛みがズキっとくる。
肩こりは若い時からあり、退職後は少し減っていた。趣味でよく走られるとのこと。

初診で肩のケアをしたが、あまり痛みの軽減がなく、肩ではなく首からの異常と判断。
首の施術をすると次回の来院時にやや悪化、手のしびれだけでなく右の三頭筋の(肘の上)あたりのしびれ感もはっきりしたため、中程度の頸椎ヘルニアの可能性があるかもしれないと伝えた。その後、首は触らず頭頂部と胸鎖関節のケア。
4月13日(月)は少しマシな気がするが、 やはり痛みしびれ感があるとのこと。引き続き、頭頂部、胸鎖関節のケア。
4月16日(金)改善。前回の施術の次の日からペインスケールが10から1に激減(10が最大として)寝ていても痛みがなくなる。引き続き、頭頂部、胸鎖関節のケア。

症状が安定するまで2週間は様子をみていただき極力、安静の指示。 車で1時間ほどかかる遠方からこられていたこともあり、とりあえず施術を終了。
(途中、痛みや違和感があればすぐご連絡いただくということで)
セルフケアとして鎖骨のオイルマッサージを勧めた。
「針って効くんですね」と言う嬉しい評価をいただく。

初診では肩からケアをして、思ったような効果が出ず、その後、首のケアに移行し、首の痛み具合から直接首のケアをするのではなく、間接的な施術に切り替えたことが早期の改善につながった。
その後、連絡がなく心配していたが、4ヶ月後にその方の奥様にお会いすることがあり、痛みは出ていないことを確認できたので安心している。

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