チュチュメール6月号

山陰では梅雨入りが少し遅れているようですが、そろそろ蒸し暑い夏に向けての身体づくりも考えていく時期になってきました。

暑い夏はとても過ごしにくい気候ではありますが、体内の状態によって、そんな夏でも夏バテせずに過ごせます。

身体の中に熱がこもりやすかったり、浮腫みやすい人ほどこの時期は過ごしにくくなります。

昨年は熱中症に多くの方がなられたことを考えると、今から熱のこもりくく、浮腫みの少ない身体へと体質を切り替えていくことが大切です。

こもった熱を抜くことや、からだの浮腫みを改善していくために体内の水の巡りをよくしていくことには鍼灸施術がとても有効的です。

定期的に鍼灸をお受けいただくことにより、熱のこもりにくく、浮腫みにくい身体づくりへとシフトしていくことができます。

身体の熱がこもることは、熱中症だけに限らず様々な不調の原因となります。

体内の熱が外に出ようとすれば、皮膚炎、かゆみ、アトピー、じんましんなどに。
体内で熱が悪さをすれば、胃腸炎、咳、鼻炎、口内炎など体内の炎症に変化しやすくなります。

よくお腹を壊しやすい、皮膚に症状がでやすい、口内炎になりやすい、慢性鼻炎であるなど、そんな症状を抱えておられる方は体質改善を考えていきましょう。

熱のこもりをご家庭で抜く方法としては、適量の便を毎日だすことや汗を出すこと、それと最も大切なのが、適切な睡眠です。
中医学の考えとして、寝ている間に体の熱を冷ますことができると考えられています。睡眠が不足したり、眠りが浅く何度も目が覚めるなど、良質な睡眠がとれない場合は身体に熱がこもりやすくなります。

7月のチュチュ新聞ではこの熱のこもりに対しての対処を書こうと思っていますのでお楽しみに。
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